🚙ランドクルーザーの歴史まとめ｜なぜ世界中で愛されてきたのか？

はじめに

「ランドクルーザーって昔からあるけど、実際どんな歴史があるの？」
「なぜ“ランクル”は世界で信頼されているの？」

この記事では、トヨタ・ランドクルーザー（通称ランクル）の歴史を、初代から最新モデルまで一気に振り返りながら、世界中で愛されてきた理由もわかりやすく解説します。

ランドクルーザーの始まりは、1951年に誕生した「トヨタ・BJ型」。
これは、朝鮮戦争の影響を受けて、日本の警察予備隊（後の自衛隊）向けに開発された国産四輪駆動車でした。

このBJ型がのちのランドクルーザーのルーツとなります。

1954年、「ランドクルーザー」という名称が初めて使われたのが20系シリーズ。

🚗「どんな土地でも走破できる“陸の巡洋艦（Land Cruiser）”」という意味を込めて命名されました。

20系以降、世界中での販売がスタートし、アフリカ・中東・南米など過酷な地で**“壊れないクルマ”として高評価**を得ていきます。

ランドクルーザーは大きく3系統に分かれます👇

「とにかく壊れない」として、世界中のプロから信頼されているシリーズ。

日本でも「高級SUV」「キャンプ車」として広く親しまれた世代。

※プラドは「ランドクルーザープラド」として、別シリーズですが歴史は密接です。

2021年には、約14年ぶりにフルモデルチェンジされた300系ランドクルーザーが登場！

また同年、なんと70系が日本で復活販売（一部改良モデル）され話題に！
長い歴史を持ちながらも、現代のニーズに合わせて進化を続けているのがランクルのすごさです。

「どんな道でも走る」「何十年も走る」──ランクルはその名に恥じない信頼性と頑丈さがあります。

アフリカや中東など、部品供給や修理ネットワークが広く整っているため、維持しやすい。

一部の国ではランクルが“タクシー・救急車・軍用車・移動病院”としても使われ、命を守る車として重宝されています。

ランドクルーザーの歴史を一言で言えば「信頼の積み重ね」です。

ランドクルーザーの歴史を知れば知るほど、「ただの車じゃない」と実感できます。
これから買おうと思っている方にも、すでに乗っている方にも、一度は振り返っておきたい名車の軌跡です。

発売年	モデル名	特徴・トピックス
1951年	BJ型	警察予備隊向けに開発。ランクルの原点。
1954年	20系	「ランドクルーザー」の名称が初登場。海外展開が始まる。
1960年	40系	丸目＆クラシックなデザイン。今なおファン多数。
1980年	60系	ステーションワゴン化で居住性アップ。RVブームの火付け役。
1984年	70系	ヘビーデューティモデルとして発売。現在も一部継続販売。
1989年	80系	ランクルの完成形とも呼ばれるモデル。高い人気。
1996年	プラド90系	ライト系ランクル。街乗りしやすいサイズ感。
1998年	100系	V8搭載、快適性と高級感を強化したモデル。
2007年	200系	ラグジュアリー＆安全装備が充実。14年のロングセラー。
2021年	300系	新開発GA-Fプラットフォーム採用。V6ツインターボに進化。
2023年	プラド250系	新型プラドが300系風デザインで登場。話題沸騰。
2023年	70系復刻モデル	日本で70系が再販（2.8Lディーゼル搭載）。